細菌やウイルスによって、鼻腔周辺にある大小の空洞(副鼻腔)に炎症が起きて膿がたまる病気です。
風邪をひいてから急に起きるものを急性副鼻腔炎と言い、急性が治らず3か月以上慢性化したものを慢性副鼻腔炎(いわゆるちくのう症)と言います。
2歳までは副鼻腔の発育が乏しいため副鼻腔炎になりにくく、単なる急性鼻炎が多いです。3歳を過ぎて副鼻腔が発達してくると起こりやすくなります。
- <症状>
- 黄色や緑の鼻水、鼻づまり、頭痛、いびき
湿ったせき、長期間のせき、たん、頬の痛み、嗅覚障害 - <治りにくい原因>
- アレルギー性鼻炎 保育園児 アデノイド肥大
- <検査>
- 鼻汁細菌培養 鼻汁好酸球 レントゲン 細径内視鏡
- <治療>
- 鼻の処置や洗浄/抗生剤を中心とした内服治療/慢性の場合は抗生剤少量長期療法(マクロライド少量長期療法)/ネブライザー