患者さまのお話を丁寧に伺い、必要最小限の検査を行ったうえで、的確に診断いたします。ファイバースコープやレントゲン、CTなどの画像は、患者さまにもご覧いただきながら、わかりやすくご説明します。

「説明はあったけれど、よく見えなかった」「あの検査は何だったんだろう…」といった不安や疑問を少しでも減らすため、診察室の左右に大きなモニターを設置しています。ご自身の状態を“目で見て理解する”ことで、安心して診療を受けていただけるよう努めています。

当院では、コーンビームCTという、低被ばくで撮影できる高精度のCT装置を導入しています。
この装置は、円錐形のX線ビームを用いて撮影を行い、得られた画像データをコンピュータで処理することで、立体的な3D画像を作成します。

0.05mm単位の非常に薄いスライスでの撮影が可能なため、細部まで鮮明に可視化でき、耳鼻咽喉科に関わるさまざまな病気の診断精度が飛躍的に高まります。必要に応じて、より的確な診断と治療につなげることができます。

当院では、当日順番制のインターネット予約システムを導入しています。
あらかじめご予約いただくことで、待合室での待ち時間を短縮し、スムーズに診療を受けていただけるよう配慮しております。

混雑の状況をご自宅や外出先から確認できるため、時間を有効に使いながら安心してご来院いただけます。快適な診療環境づくりの一環として、今後も改善を重ねてまいります。

耳鼻咽喉科の診察や処置に対して、「痛そう」「怖い」と感じている方も多いのではないでしょうか。
たとえば採血に痛みがあるように、耳鼻咽喉科の処置もすべての痛みを完全になくすことは難しいのが現実です。

それでも当院では、「ここならあまり痛くなかった」と感じていただけるような診療を目指しています。
検査では、極細タイプのファイバースコープを導入し、鼻や耳の中を診る際の不快感や痛みをできるだけ軽減できるよう配慮しています。

また、聴力検査室は防音仕様で、ご家族や付き添いの方も一緒に入室可能です。小さなお子さまや、一人では不安なご高齢の方も、安心して検査を受けていただけます。

当院の理事長は、日本耳鼻咽喉科学会専門医・研修指導医の資格を持つ、耳鼻咽喉科領域のスペシャリストです。
これまでに大学病院やがんセンターにて、頭頸部腫瘍の診断・手術を含む治療に携わり、前職の神戸百年記念病院では耳鼻咽喉科部長として幅広い症例に対応してきました。

特に、副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎に対する内視鏡下鼻内手術（ESS）や、下鼻甲介焼灼術・後鼻神経切断術などに多数の実績があり、年間100鼻以上のESSを手がけてきた経験を有しています。

また、睡眠時無呼吸症候群（SAS）へのCPAP治療、補聴器相談などにも積極的に取り組み、患者さま一人ひとりに合わせた診療を行ってきました。
今後も、豊富な経験を活かしながら、スタッフ一同で連携をとり、安心して受診いただける質の高い医療を提供してまいります。

当院は、小さなお子さま連れのご家族にも安心してご来院いただけるよう、ベビーカーのまま院内に入れるバリアフリー設計となっています。
また、キッズルームの設置、トイレ内にはおむつ交換台とベビーチェアも完備しており、お子さま連れでも快適にお過ごしいただけます。

院長自身も二児の母として、日々子育てに向き合う一人です。親御さんの気持ちに寄り添いながら、お子さまの診療も安心してお任せいただけるよう努めてまいります。

院長自身がこだわってデザインした院内は、シンプルで温かみのある雰囲気を大切にし、これまでの病院のイメージとは少し違った、開放感のある明るい空間に仕上げています。

「カフェのよう」とまでは言わないかもしれませんが、患者さまのプライバシーや居心地に配慮した設計を心がけています。不安を少しでも和らげられるよう、安心して過ごせる環境づくりに努めています。
また、院内はバリアフリー対応となっており、車イスやベビーカーをご利用の方にも安心してご来院いただけます。

当院の院長は女性医師です。女性ならではのやわらかい雰囲気や、きめ細やかな気配りを大切にしながら、患者さま一人ひとりに寄り添った診療を行っております。
「病院がちょっと苦手…」「子どもが泣いてしまわないか心配…」という方も、どうぞご安心ください。不安や緊張をできるだけ和らげられるような、温かい対応と丁寧な説明を心がけています。

小さなお子さまからご年配の方まで、“話しやすい・相談しやすいクリニック”として、皆さまの健康を支えてまいります。